岩手県は郷土芸能の宝庫といわれており、
約1,100団体、沿岸地域には300団体が継承されているといわれます。
山と海に抱かれて暮らす人々にとって
信仰としての郷土芸能の存在は大きな意味をもつものです。
東日本大震災を経験してその大切さを改めて感じました。
郷土の祭りが核となって地域がつながり合い
郷土の誇りとなっています。
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伝統芸能ゆいの会は、東日本大震災からの復興を願い
伝統芸能の公演を行うことを目的として設立。
被災地の復興を願い
「岩手郷土芸能祭」や「講演会」など毎年企画しています。
再出発のエネルギーを生み出している郷土芸能を多くの方に観ていただき、
岩手の魅力も感じていただきたいと思います。
「ゆいの会」の名づけ親
早池峰大償神楽長老 佐々木隆氏のコメント
ゆいの会は、互助の会に置き換えても良いと思いますが、
要するに、互助の心で、助け合いの支え合いの暮らしを楽しむという処に重要な意味があると思う。
この会は、特に博愛の精神で世界平和を目指して、活動している集団である事に思いを致し、その活動の根源は、伝統芸能を通じて、不特定多数の皆さんの暮らしを豊かにすると言う高邁な精神の発揚に
大いに期待を寄せて居る処でもあります。